大学卒業後、ブライダル会社に入社し、ドレスのスタイリストを経て、店長になりました。勤務時間や休日が不規則だったため出産を機に退職しましたが、元々は仕事をするのが大好きなタイプ。シングルマザーとして再就職を考えたとき、子育てと両立できるだけでなく、ブライダルで仕事をしていたとき以上にやりがいを感じられる接客業を探しました。お客さまに喜ばれて、責任もある仕事って何だろう？と考えたとき、生命保険の営業もひとつの道かなと思いました。ブライダルの頃から、50名で180万というようなパッケージされたウエディングプランよりは、食事ひとつでも、前菜、肉、魚、いろいろ変えることができる。テーブルクロス、卓上のお花ひとつとってもそう。１つ１つお客さまに合わせることができる、必要なものだけを組み合わせて提案できるスタイルが私の志向にぴったりでした。経営状況も良く、伸びている会社だと感じたので、自分自身も更に前向きになれるのではと思いました。

初めの２年間は、ご契約をいただくことにこだわるのではなく、とにかく学ぼう！入社したときは、そんな気持ちでいました。3カ月研修でのロールプレイ大会で優勝したのですが、そのときに、他の営業所の所長から「こんなに素晴らしいロールプレイができるのに、ご契約に結びついていないのはなぜ？」と聞かれたのです。正直に気持ちを話すと、「もしその２年間の間に大切なお客さまに何かあったらどうするの？」。その一言が大きな気付きとなり、お客さま一人ひとりと真剣に向き合うようになりました。ブライダルには結婚式というゴールがありますが、生命保険はお客さまと生涯を共にしていく仕事。保険だけでなく、どんなことでも相談してもらえる人になりたいですね。

ライフプラン・コンサルタント（ＬＣ）の仕事は、自分で目標を立て、自分でスケジュールを管理して動きます。すべて自分に責任があるので、慣れるまでは大変でしたが、むしろ今では子どものために時間を融通できるところが気に入っています。店舗で働いていた頃のように、周りに迷惑がかかるので、お休みが取りにくいといった悩みは一切なし。家族との時間を何よりも大切にできるので、将来は子どもと楽しく暮らせるような一軒家を建てたいと思います。仕事での目標は、もっと営業所のみんなの力になること。スケジュールに余裕がなくなると、心にも余裕がなくなるのが、私のダメなところ。私の紹介で入社した後輩LCもいますので、もっと後輩の悩みを聞いたり、先輩との橋渡しができたらと思っています。