PEOPLE

東京東支社
所長

伊藤 隆人Takahito Ito

2011年入社

起業家精神を刺激され
有名IT企業の内定を断って入社。

大学時代の私は、かなりの自信家でした。サッカーサークルのキャプテンを務めてチームをまとめ上げ、ボランティアサークルを立ち上げてラオスに小学校を建てるなど手応えのある成果を残していました。就職活動でもベンチャーから急成長した有名IT企業など数社から早々と内定をもらっていました。そして進路がおおむね定まった頃に私の気持ちを変えたのが、就職サイトから届いたジブラルタ生命の新卒ライフプラン・コンサルタント(LC)募集の告知メールでした。この頃ジブラルタ生命では、新卒学生をLCとして採用しており、その第2期生の募集でした。私はもともと起業に興味があり、「がんばっても、がんばらなくても変わらない人生では、がんばれない」というメッセージに惹かれて説明会に行き、話を聞くと、まさに私が理想とする環境。評価の仕組みは公平で透明性があり、がんばった分がそのまま報酬に結びつくというのは起業することと同じようなもので、IT企業の内定を断ってジブラルタ生命にLCとして入社することを選びました。
そうして意気揚々と保険営業を始めましたが、初年度こそ業績も好調だったものの、自信が裏目に出たのか徐々に低迷するようになりました。そんな状態が続くと所長と話をするのも避けがちになり、ついには会社を辞めようかとも考え始めました。そんな苦境の中、大切な気晴らしになっていたのが週末の社会人チームでのサッカーだったのですが、そのチームメイトがある日突然、脳の病気で倒れ高度障害に陥ったことが、私が変わるきっかけになりました。

突然倒れた友人への保険金支払いで
あらためて実感した
保険営業の重要性。

突然倒れたサッカーのチームメイトは、その1年ほど前に私が勧める保険に入ってくれていました。友人のお母さまと保険金支払いの手続きの書類を書いていたときのこと。私には「付き合いで入ってやる」といった態度だったのに、お母さまには「良い保険に入ったから安心して」と話していたと聞いて涙が止まらなくなりました。このとき、保険がいかに人の安心や安定した暮らしに役立つかを痛感し、私の仕事に向き合う姿勢を大きく変えることになりました。
その後の私は、色々な先輩に自分から話を聞きに行き、どうすれば保険の大切さを理解してもらえるかを聞き回りました。そして、これまで活かしていなかった人脈を使って営業活動を進めたところ、多くの方に「保険に加入する意義」を理解していただけるようになりました。低迷から抜け出せた嬉しさとともに、自分のような逆境を知る人間こそ所長になるべきだと思い、営業管理職への職種変更をめざしました。翌年度には職種変更の条件を満たし、2018年の春から今の営業所の所長を務めています。

LCとしての低迷の苦しさと
成功の喜びの双方を知ることを強みに。

業績が上がらないLCの苦しさと、成果をあげたときの嬉しさの両方を知っていることと、自分が加入を勧めた友人を通じて保険の大切さを実感していること。これが所長としての私の強みだと思っています。
営業現場では、成績が優秀なLCが注目される一方、逆の立場のLCにはスポットが当たらない傾向があります。こうした負のスパイラルは自分自身が経験しているので、私の営業所では良くも悪くも「成績の見える化」を行いました。その結果、メンバー同士が励ましあうようになり、営業所全体の底上げにつながっています。
今の私の営業所には、自分と同じ、新卒でLCとして入社したメンバーが3人います。私を含めたこの3人にはやはり特別な仲間意識があり、新たに始まる新卒入社の営業管理職の方たちも、機会があれば近い境遇の先輩として積極的にサポートするつもりです。

OFF TIME SHOT休日の過ごし方

以前より参加する回数は少なくなりましたが、今も社会人チームでサッカーを続けています。サッカーがらみでは、出身地のJ1チームの応援に行くことも。長期休暇は海外旅行に行くことが多く、去年の秋には両親とマレーシアに行ってきました。両親は仕事の関係で海外生活が長く、老後に暮らす場所の下調べがしたいと言うので付き合ったのですが、ほとんどゴルフばかりしていました。

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