PEOPLE

東京第1支社 支社長

須田 崇裕Takahiro Suda

2008年入社

所長の仕事の楽しさと
難しさを知るからこそ
その上に立つ支社長をめざすことに。

2019年6月から東京第1支社の支社長に就任しましたが、2018年4月からの1年間は、支社長トレーニーとして、支社長になるための様々な経験を積んでいました。最初の半年はジブラルタ生命で活躍している全国の所長や、新しく営業管理職になった人向けの研修において先輩所長としてトレーナーを務め、後半は、営業管理職採用で入社した人の初期研修におけるトレーナーと、その人たちが営業現場に出た後のサポートを担当していました。当社では、チーフトレーナーが新人ライフプラン・コンサルタント(LC)の育成を担いますが、私が実施していたのはその管理職版といったところです。そして最後の約3ヶ月は各地の支社長の下で本格的なOJTを開始し、その後支社長に就任しました。
私は、現在のジブラルタ生命の前身企業の1つであるエイアイジー・スター生命に新卒で入社。チーフトレーナーを経て25歳で所長になり、室蘭と横浜で8年近く所長を務めてきました。その経験を通じて感じたのが、お客さまと直に接するLCは「会社の顔」であり、そのLCを採用し保険の真のプロフェッショナルに育てる所長は「会社の要」だということ。所長の仕事はとても面白くやりがいもあり、ずっと所長を続けていたいと思っていました。ただ、経験を積み周囲を見る余裕が生まれると、所長次第で採用後のLCの足どりに大きな差が出ることに気づき、ジブラルタ生命の営業現場をもっと強い組織にしたいと所長を育成する支社長をめざす決断をしました。

逆境を乗り越えることで得た
所長としての成長。

これまでの所長経験は、いつも逆境からのスタートでした。最初に就任したのは室蘭。以前は北海道有数の優良拠点だったものの、就任当時は低迷を極める状況。所内の雰囲気も暗く、支社長からはこのまま行くと撤退の可能性もあるとの話でした。それでも挫けることなくメンバーを励まし、一緒に多くのお客さま訪問を繰り返すことで少しずつ業績が上がり、LCの採用も熱意と行動力で軌道に乗せ、1年半で建て直し北海道No.1の進展率を残すV字回復ができました。
次の横浜も業績不振に悩む営業所で、最大20名近くいた陣容も着任時にはたったの5名でのスタート。そして、会社の合併もあり多くのLCが不安を抱えておりました。そこで徹底して意識したことは1人1人のLCに『関心』を持つこと。関心とは『相手の心に関わること』であり、数字だけでなく、心の状態やモチベーションにも目を配り寄り添うことが大切だと思い行動しました。当初は営業所内も2つのグループに分かれてしまっているような状況でしたが、少しずつ変化が生まれチームに一体感が芽生え始め、着任2年で営業所の全国表彰に該当。そこからは多くの新たなメンバーが加わり、総勢17名、ベテランとルーキーが融合し、営業所がまるで家族のようなチームとなり5年連続全国表彰を受けることができました。私は着任時にどんな営業所を目指すかということで『男性・女性、そして年齢問わず、皆が夢と希望を持ち光り輝く営業所になる』というVisionを作成しましたが、離任時にあるベテランLCから『所長、6年で所長が想っていたチームが本当にできたね。』と言われた一言が何よりも嬉しかったです。

ジブラルタ生命のアイデンティティを
より強く宿す新卒の営業管理職。

お客さまのことをより真剣に考えた営業姿勢に加えて、私はLCがより長く仕事を続け、お客さまの生涯に伴走できる環境づくりにおいて変革をもたらしたいと思っています。その一歩になると考えているのが、より責任範囲の広い支社長を担うことなのです。私も所長になってしばらくの頃は、自分の力不足でLCの育成に失敗した経験が何度もあります。そうした失敗や、後の成功体験を、支社長として所長たちに伝え、営業所経営に活かしてもらいたいと思っています。
新卒で入社する営業管理職には、私も大きな期待を抱いています。営業管理職の多くを占めるLC出身者は豊富な現場経験に基づいた営業活動スキルに優れ、今後も営業管理職層の中核を担うことは間違いありません。一方、新卒で早くから営業管理職としての教育を受ける皆さんは、マネジメント・スキルや知識に長けています。この両輪がバランスよく機能することで、会社全体の押し上げに結びつくはず。新卒入社の先輩として、そんなことを期待しています。

OFF TIME SHOT休日の過ごし方

今は仕事がすごく楽しく、自分をもっと成長させたいと思っているので、休日にも仕事関連の本を読んでいることが多いですね。あとは学生時代の友人とごはんに行ったりすることが普段の休日の過ごし方。旅行に出かけ新しい経験をすることも好きなので、去年はハワイ島まで足を伸ばし、マウナケアの山頂から雄大な星空を楽しんできました。

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