2010年入社 福岡西支社 支社長
中島 政子
前職は広告会社でCMを制作していたのですが、あるときジブラルタ生命の会社説明会を受けて、働き方や自分の将来を考えさせられました。私がこれから一生の仕事をしていくなかでどうなりたいのかを改めて考えたとき、年齢や性別、学歴、経験に関係なく、がんばったぶんだけ評価される当社の制度を興味深く感じました。誰にでもチャンスがある。そのフレーズが胸に響き、金融業界での経験はなかったのですが迷わず転職を決意しました。
販売活動や所長などの営業管理職を経験した後、現在は福岡西支社の支社長を任されています。各営業所で採用、育成、管理を行うのですが、支社長である私がその最終的な責任を負います。年間を通した支社の運営方針を考えたり、計画を立てたりするのも私の仕事です。計画通りに進まなかった場合は対策を立てるのですが、手を打ってから効果が出るまでには時間がかかることもあります。辛抱強く物事を見ていくことも大切ですね。
私の役割のひとつは所長を育てることなので忍耐強さが必要です。現在、支社には入社時期も年齢もばらばらな男女9人の所長がいます。みなさんそれぞれが誇りを持って仕事をされているので、声のかけ方ひとつとっても変えています。営業管理職がやるべきことは、責任をもって採用した人たちの人生を守ること。その人の人生や、実現したい夢を守るために、忍耐強く寄り添っていくことが大切だと思っています。
支社長という立場は、ひとつの会社を経営する経営者と同じだと考えています。支社全体の方向性を私が提示して、細かな部分では営業所ごとに裁量を与えて運営してもらう。その全責任を私が担うので、考えることが所長時代に比べて格段に増えました。大きな方針では私が理想とする組織をつくるために動いているのですが、思い通りに行かないこともあり、軌道修正も逐一行います。日々簡単ではないからこそ、いろいろ考えることがあり、そこがこの仕事の面白いところでもあります。
所長が成長していく過程を見るのが私の喜びです。若い所長が私に言われる前に物事を判断して動いたり、考え方が変わったりする瞬間はこのうえなく嬉しくなります。所長が成長することで営業所の成績も伸びて、所属するみんなが幸せになれますから。本人が気づき、考え方が変わり、結果が出る。この積み重ねが人を成長させるのです。
ジブラルタ生命でのやりがいは、やりたいことにチャレンジさせてくれるところです。だから社歴に関係なく誰にでもチャンスがあります。やりたいことがあって自分から手を挙げれば、それはやりましょうと賛同する。営業管理職がこの人はこういう仕事に向いているのではないかと思ったら、さっと背中を押す。マネジメント層の人たちは、人を見る力があるからこそ、人をどうやって成長させるかを常に考え、ゴールから逆算して導きます。
昔も今も私は全力で仕事をして、全力で遊ぶことを大切にしています。そのときどきに一所懸命でありたいと思っています。
旅行が趣味です。当社に入社したとき年に3回は海外旅行に行くと決め、コロナ禍を除いて実行してきました。これまでいちばん印象に残っているのは、夏のデンマーク。北欧の入口でもあり冬が寒いためか、デンマークの人たちは思い思いに夏を楽しんでいるのです。王国ならではの宮殿やお城、北欧デザインに彩られた街の風景が忘れられません。