泣ける動画も紹介。
家族について考える
「グノシー社員座談会」

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2020年は、まさに波乱の一年でした。新型コロナウイルスの影響で思うように人と会えず、どうしても寂しさが募ってしまうことが多かったように思います。

だけどそんな一年だったからこそ、大切な家族と過ごす時間がいっそう特別なものになったのも事実です。夫や妻、子どもと過ごす日常の些細なワンシーンがたまらなく愛おしくて、思わずウルっと来てしまう瞬間が皆さんにもあったのではないでしょうか。

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そこで筆者は、Gunosyで働くパパ&ママ社員に集まってもらい家族座談会を実施。リモートでの仕事に切り替わる中、家族との生活はどんな風に変化したのか、ほっこりするエピソードも含めて話を聞いてみることにしました。

さらに記事後半では、家族をテーマにした感動的な動画も紹介。鑑賞したグノシー社員の反応やいかに。

<参加者(写真左から)>
・加藤さん(一女のママ)
・大嶋さん(一男一女のママ)
・近藤さん(一男一女のパパ)

コロナ禍の2020年を振り返って

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加藤さん:もともと私は育休中で、今年の4月ごろから仕事に復帰する予定だったんです。でも結局、東京で緊急事態宣言が発令されたことで保育園が休園になってしまい子どもを預けられず、私の仕事復帰も延びてしまって。先の見えない中、「これからどうなるんだろう」と今までに経験したことがない不安がしばらくつきまといました。

大嶋さん:私は昨年の11月に仕事復帰をしましたけど、加藤さんと同じように子どもが保育園に行けなくなってしまったので、在宅で子どもをみながら仕事する生活が始まりました。上の子は小学5年生なんですけど、学校が休みになったどころか中学受験のための塾も行けなくなってしまい……いったいこの子たちの教育はどうなってしまうんだろう、と困惑しましたね。

加藤さん:実は仕事復帰するにあたって、大嶋さんに相談させてもらったんですよね。「大変ですね」ってお互いに励まし合ったりして。

大嶋さん:本当、大変でしたよね。おかげでうちの下の子はテレビっ子になりました(笑)。私が仕事をしている間は、テレビに子守をしてもらうしかないので。

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近藤さん:家族の一員として、良いところと悪いところに気づいた一年でしたね。良いところで言うと、自宅で仕事をするようになってから、家族と近くにいられること。普段は妻が家事をしている様子を見る機会もあまりなかったので、子どもたちの世話を忙しくしてくれているのを間近で見て、感謝の気持ちでいっぱいになりましたね。

で、悪いところは、それを目の当たりにしたのに、自分があまり力になれていないこと(笑)。食器洗いとか洗濯物を畳むとか色々と行動しているつもりなんですけど、もう少し家族のためにできることがあるんじゃないかなって思ってばかりで。

加藤さん:そのお考えがあるだけでもめちゃくちゃ素敵だと思います!私の夫も、それまでは仕事が忙しくてあまり育児に関われない環境だったんですけど、私と娘の過ごし方を見て「これは大変だ!」と察してくれたみたいで、家事をやったり、子どもへの接し方に関してもだいぶ変わりました。コロナはもちろん肯定できないですけど、その点は私も家族としての前進をすごく感じました。

家族といて「幸せだな」と感じる瞬間

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近藤さん:やっぱり、子どもと一緒に過ごしているときですね。たとえば、僕が2階の部屋で作業をしているときに1階で子どもたちが遊んでいたら、わざわざちょっかいを出しに行ったり(笑)。下の子が3歳なんですが、最近ようやく言葉を理解して話せるようになり始めたんです。そのタイミングで子どもの成長を見守っていられるのが幸せで仕方ないですし、僕にとって癒しになっています。

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加藤さん:すっごく分かります。うちの娘は1歳なんですけど、今の時期って本当に成長スピードが速いんですよね。その過程を見られたのはもちろんですけど、自分だけじゃなくて夫ともそれを共有できたのが何より嬉しくて。

大嶋さん:その時期になると、歩き出したりしますしね。

加藤さん:そうなんです!「パパ」とか「ママ」とか、曖昧にですけど口にするようになってきて。コロナ禍の前までは私が子どもの写真や動画を撮って、夫が帰ってきてから事後報告するのが普通だったので、同じ空間で成長を体験できたのは本当に貴重だったなって。

近藤さん:僕も以前はまさに、妻から送られてきた写真や動画を見ることぐらいでしか、子どもの成長を確認できませんでした。今年の夏に下の子が一人でトイレに行けた時は、妻よりも先に僕がその光景を見られて、ちょっと嬉しかったな(笑)。

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近藤さん:あとは食事もですね。今までは会社から家に帰ったら電子レンジでチンして一人で食事をとることも多かったんですけど、リモートで仕事をしている今は仕事が終わったら家族と一緒に温かいご飯を食べられるので、それがすごく幸せですね。

加藤さん:私もです。今は夫の在宅勤務が解けちゃったんですけど、夫が自宅で仕事をしている期間は一緒にご飯を食べられたので嬉しかったです。

家族の大切さを実感する動画。三人の反応は

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コロナ禍に悩まされた一方で、家族が一丸となって明るく強く生きていくーー今回の座談会からは、そんな素敵な家族像が見えてきました。筆者も見習いたい限りです。

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ちなみに最近、筆者が感銘を受けたものがもう一つ。それは、ジブラルタ生命が製作した動画「My memento 〜私がのこしたもの〜」。

家族を包む深い愛と尊さが痛いほど伝わってくる内容で、おばあちゃん子だった筆者は初めて見た際、祖母に会えない寂しさを思って涙が止まりませんでした。

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「家族とは何なのか」を教えてくれるこの動画。せっかくなので、座談会に参加してくれた三名にも見てもらうことに。

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真剣にスクリーンを見つめる三名。それぞれに家族を持つ彼らは、何を思ったのでしょうか。

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加藤さん:感動しました。自分の娘や夫のことを思うと泣けてきちゃって……。たくましく笑顔で日々を過ごすお母さんの姿を観てすごいなと思ったんですが、でもそれって、”のこしてくれたもの”のおかげなんだろうなって。私がもし同じ立場になったときにこのお母さんのように頑張れるか、真剣に考えるきっかけにもなりました。

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大嶋さん:のこされた側は生きていくのが大変ですが、逆にのこす側になる可能性だってあるわけで……本当に今の時代、誰に何があるかわからないですし、家族が頑張れるような糧を今のうちにのこしておかなければいけないなと強く思いました。特に姉弟二人が騒いでいるのを見て、お母さんが「楽しいこともいっぱい。ユウカとダイキ(動画内の子どもの名前)がいてくれるから」と呼びかけるところには共感するばかりで。何気なく子どもが遊んでいる時間も、”のこしてくれたもの”が基礎にあってこそ築かれているんですよね。

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近藤さん:家族構成が僕の家族と似ていたので、ダブらせながら見ました。自分がいなくなっても”のこすべきもの”をのこして、その先の家族の生活が苦にならないようしないとな、と考えさせられるばかりでした。家族の将来のためにも、まずは毎日を精いっぱい生きていきたいです。

家族のためにできることを考える

笑ったり泣いたり、ありふれた日常は奇跡です。いつ、何が起こってもおかしくないと誰もが実感した一年だからこそ、家族の人生を守るために“のこす”ことはとても大切なのだと筆者も学びました。

ご紹介した「My memento 〜私がのこしたもの〜」の動画は、以下のリンクより視聴が可能です。夫や妻、子ども、両親……家族のことを思うほどに感動が溢れ返す内容なので、ぜひこの動画で大切な人にできることを考えてみてはいかがでしょうか。

「My memento 〜私がのこしたもの〜」