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安心のライフプラン・コンサルタント

~保険が希望になる瞬間~ 
伊藤いとう恒一こういち

保険に込められた想い 
三世代を超えて

「入社当初は、長年勤めた証券会社の営業マインドが抜けず、単にご契約いただければ良いのだろうと思っていました。お恥ずかしい話です」と謙虚に振り返るライフプラン・コンサルタントの伊藤恒一。転機はひとつの出会いだったと言います。「保険金とそこに込められた想いを届ける」というライフプラン・コンサルタントの大切な役割にあらためて気づかせてくれた、心に残る出会いとは・・・。

伊藤いとう恒一こういち

中四国営業本部
シニア・コンサルティング・
ライフプラン・コンサルタント

プロフィール

愛媛県生まれ。約10年の証券会社勤務を経て、2011年、ジブラルタ生命入社。趣味は茶道。営業活動での出会いを機にはじめたが、現在は裏千家の愛媛県西条市青年部・部長を務め、お遍路さんの接待など、地域活動にも取り組む。茶名は伊藤宗恒。座右の銘は紀貫之の「花実相兼」(優れた技法は心が伴って初めて花が開くの意)。

保険金がもらえる。聞いた瞬間、
「やったー!」と喜ぶご親族・・・

もう7年ほど前になりますが、とても印象に残っている女性のお客さま、Bさんと出会いました。
もともと私のお客さまであったBさんの妹さまからのご紹介でお会いすることになりました。Bさんはすでに乳がんを患っておられたせいもあり、「いま財産の整理を考えている、子どももいないし・・・」といったお話でした。
ご自分の財産の中には、過去に親御さまからずっと受け取っていた暦年贈与の分が相当含まれていて、それ以外は遺産としてご主人に託すけれども、「親から受け継いだお金には一切手をつけていないので、ぜんぶ本家に返したい」という、やや複雑なご意向をお持ちでした。
そこで、ご病気がある方でもご契約いただける生命保険の受取人指定をご活用いただければ、ご希望が叶うことをお伝えし、ご契約をお預かりしました。
2年ほど経って、妹さまから「姉が亡くなりました」と連絡が入りました。ご葬儀のあと、Bさんのお宅にご親族がお集まりでしたので、生命保険の受取人がやがてご本家を継がれる甥御さまと姪御さまであることをお伝えし、お二人に保険金のお渡しのお手続きのご説明をさせていただきました。
甥御さまと姪御さまはともに30代で、お会いするのはそのときが初めてでした。
「おばさまが保険金をお二人に託されましたので・・・」
 すると金額を聞いたとたん、甥御さまが「やったー! 株でもしようかな」と、浮かれた様子で大喜びされたのです。

証券ケースに残された一通の手紙。
号泣、そして「真心」を取り戻す

私は非常に戸惑いました。亡くなられたBさんのことを思うといたたまれない気持ちになり、その場を立ち去りたい衝動にかられました。
とはいえ、手続きのご説明は最後まできちんと終えなければなりません。そこで、どのご契約者さまにも書類の保管用にお持ちいただいているジブラルタ生命の証券ケースを出していただくよう、努めて冷静にお願いしたのです。
開けると、甥御さまと姪御さまの宛名が書かれた厚い封筒が入っていました。私はひと目見て、手紙を残されたBさんのお気持ちを察しました。
「おばさまがお二人を受取人とお決めになったときに書かれたものだと思います。どうか、いまお読みください」
私はトイレを拝借するふりをして席を外しました。しばらくして戻ると、あんなに浮かれていた甥御さまが一転、号泣されていたのです。
少し間をおいて、手続きを進めてよいかあらためてお尋ねすると、お二人とも「このままにしておくことはできますか?」というお答えでした。
どのようなお手紙だったのか、私にはその中身を読むことはできません。ただ、甥御さまと姪御さまがBさんの深い愛情を感じられたのは確かでしょう。Bさんの保険金は、お二人に生命保険にご加入いただくという形で、お預かりすることになりました。

保険金とともに想いを届ける
それも私たちの大切な役目

 3年ほど経った頃、甥御さまから連絡がありました。
 生命保険にご加入いただいてから担当させていただいているのですが、当時独身だった甥御さまもご結婚され、お子さまも誕生されました。
 そんな頃に「家を建てようと思っている」という連絡でしたので、きっと生命保険を解約してその返戻金を住宅購入の頭金にしたいという相談だと思いました。
 当時、株への投資になっていたかもしれない保険金が、ご家族の未来のために使われるならばBさんも喜ばれるでしょう。しかし、「解約はしません。住宅ローンを組むならどこがいいか聞きたかっただけですよ」という予想外の返答でした。
 今では生命保険の受取人も生まれたご長男宛に。3世代へと受け継がれることとなり、現在もジブラルタ生命が大切にお預かりさせていただいております。
 保険に込めた想いが、受け手に届くことで、保険金の価値や意味も変わるのだと学ぶ機会になりました。
 私たちライフプラン・コンサルタントは、保険のご契約をいただくためにいるのではなく、保険金とともに想いも届けるメッセンジャーとしての役割も担っているのだと、あらためて気づかされました。

伊藤恒一が考える
「保険が希望になる瞬間」

保険金といっても、銀行口座に入ってしまえばただの残高です。でも、そこに込められた想いが分かったら、その数字はたちまち温かな色合いを持ち、きっと活きたお金として意味が生まれるのではないでしょうか。少しでもそんな場面のお役に立ちたいと、ジブラルタ生命では、受取人の方への想いを書き残していただく「ラブカード」をお渡ししています。もちろんカードに限らず、手紙でも動画でも何でもいいはずです。本当は、大切な人にさまざまな思いを伝える日常こそ、貴重な輝きの瞬間なのかもしれません。

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