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安心のライフプラン・コンサルタント

~保険が希望になる瞬間~ 
小林こばやしわたる

震災とコロナ禍で実感したつながりの大切さ

「私たちライフプラン・コンサルタントにとって何よりも大切なことは、アフターフォローだと思います」と、飲食店での勤務実績もある小林航。福島県に移住してから一念発起して保険業界に飛び込み、東日本大震災・コロナ禍を経験。誰もが想像しえなかった状況の中、お客さまとの交流を通して定期訪問の大切さを再確認したと言います。

小林こばやしわたる

北海道・東北営業本部
コンサルティング・
ライフプラン・コンサルタント

プロフィール

神奈川県生まれ。和食の料理人としてのキャリアを積むが、福島県への移住をきっかけに、2008年、ジブラルタ生命入社。湘南・茅ヶ崎生まれということもあり、趣味は20代前半からはじめたサーフィン。最近は福島の山にも魅了され、スノーボードをはじめようと計画中。

契約成立直前に未曾有の災害が

私がライフプラン・コンサルタントになって3年目のことです。ハキハキとしたとても感じがいい女性のYさんと、2011年に出会いました。厳しさの中に優しさを感じるような・・・そんな印象の方でした。Yさんは当時40代で、ご夫婦ともに働かれていましたが、お子さまの教育費を中心に保障と貯蓄の要望をお持ちでした。家族の将来をしっかり考えられていたので、私は家族構成、資産状況、人生、保険に対する考え方などをおうかがいして、Yさんにとって最善と思えるプランを提案し、3月の上旬に申し込みをいただきました。

そして、あとは契約の成立を待つだけという段階だった3月11日・・・あの東日本大震災が福島を襲ったのです。

当時はインフラがすべてなくなってしまったので、職場はもちろん、家族とも連絡がつかないという状況が続いていました。連絡手段が一気になくなったので、自分のお客さまに何かあっても対応できなかったことがつらかったです。しばらくは途方に暮れていました。

そんな中、安否が確認できないお客さまに会社がさまざまな手段で連絡を継続してくれたことを、とても誇りに思いました。

被災したからわかった生命保険とお金の役割

幸いYさんもご無事で、逆に「小林くんはサーフィンしに海に行っていると思って心配したよ」と仰っていただきました。「さすがに平日なので行っていませんよ(笑)」とお互いに無事を確認して喜んだことを覚えています。Yさんから申し込みいただいた保険も震災の余波で通常より手続きに時間を要しましたが3月末に無事成立となり安心いただけました。

Yさんとは契約をお預かりした後も、定期的にお会いしていましたが、契約してから10年ほど経って「がんを発症した」と連絡をいただきました。医療保険は他社で加入されていたのですが、私にできることはすべてフォローさせていただきました。社会保障制度や確定申告の還付など、意外とそういったことを教えてくれる人はいないものです。万一のことが起こってしまった際に必要な情報を知っておくことで安心でき、治療に専念しやすい環境をつくれると思いました。

それは、あの誰もが経験したことのない規模の災害で身に付いたものかもしれません。どこも大混乱の中、私は自分たちに一体何ができるかを自問自答し、「お客さまのフォローしかない」という考えに至りました。震災後、安否確認でお客さまのもとを訪れると、「何かあったときは絶対にお金が必要だ」と、多くの人が不安を感じていました。そのため、少しでも安心してもらえればと思い、さまざまなアドバイスを皆さまにしていたことを覚えています。

定期的な連絡がご家族を救うこともある

その後しばらくして、Yさんは電話してもなかなかつながらなくなり、職場を訪問してもお休みされているとのことだったので、とても心配していました。しかし、闘病生活に入って3年ほど経ったころ、本当に偶然、地元の花火大会でYさんご家族とばったりお目にかかったのです。そのときはとても元気そうだったので安心していたのですが・・・数ヵ月後、ご主人からYさんが亡くなられたという連絡がありました。電話いただいた瞬間は言葉を失って、何を言っていいかわからなかったです。あの花火大会は神様が巡り合わせてくれたのではないかと思わずにいられませんでした。

Yさんのご主人からは、亡くなって数時間後にもかかわらずお電話をいただけました。おかげで、お別れができました。最後に会えたという喜びはもちろんですが、これにはもう一つ大きな意味がありました。

その時期はコロナ禍のまっただ中で、通常よりお支払いに時間を要する時期でした。しかし、すぐにご連絡をいただいたおかげで、死亡保険金即日支払サービスを使って、即座に入金することができたのです。仮にご主人からのお電話がもっと遅かったら・・・本当にお金が必要なときに届けられなかったと思います。

家族の不幸が起こると、普段どんなに冷静な方でも急に不安になります。ご主人も葬儀代やお子さまの学費などのこともあり当面の資金が不安な様子でしたが、お金の心配がなくなったことで精神的に少しは落ち着くことができたと思います。ライフプラン・コンサルタントであれば当たり前のことなのですが、このとき、あらためて定期訪問の大切さを実感しました。悲しみは大きいものでしたが、ご主人がおつらい状況の中で、私のことを思い出して、まっ先にお電話をくださったことで、遺されたご家族の役に立つことができました。いままでコツコツやってきて本当によかったと思いました。

小林航が考える
「保険が希望になる瞬間」

極端な言い方かもしれませんが、保険は不幸や万一が起こってから活用されるものです。ですので、お金がかかわるとはいえ真剣に考えたくないという気持ちもとてもよくわかります。しかし、人間として生きていく以上、不幸は必ずどこかで起こってしまいますし、万一は起こりえます。そのときのために、少しでも生きる希望を感じてほしい。お金がもらえても慰めにならないという意見もあるかもしれませんが、少なくとも当面の生活、未来について前向きに考えるきっかけになると信じています。

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